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コラム- ペンツール 〜実践編〜


■実践・線画におけるペンツール




設定。まずこの状態を確認。


親指を描いてみましょう。

なぞりたい曲線の開始点をクリックしてポイントを置きます。


曲がり角をクリックしてもう1つポイントを置く。これで2つのポイントが線で結ばれます。


2点を結ぶ線をクリック。さらにポイントが追加されます。


Ctrl+ドラッグで真ん中のポイントをくにっと左へ。

いい感じに曲がってくれましたね。

真ん中のポイントより上の部分を修正して鉛筆の線に乗せるため、クリックでさらにポイント追加。


Ctrl+ドラッグ。


ポイントや方向点を微調整したら、次の曲線にうつりましょう。

クリック。先程の終了点から次の線が生えます。


クリック。


Ctrl+ドラッグ。


調整。


クリック。


調整。



パスの形が整ったら、ここでパスをなぞって実線にします。

「パス」パレットを表示して、リスト中の『作業用パス』を右クリックし、「パスの境界線を描く...」を選びます。




出て来たダイアログでは「鉛筆ツール」を選択。これにより鉛筆でこのパス上をなぞったのと同じ結果になります。



これで線が1本かけました。



さて、このやり方だと、線の太さが均等で何かヤダ、という方(『強さのシミュレート』も扱い難いし)は、末端部分だけフリーハンドで描き足してみたりすると良いかもです。




「パスの境界線を描く」の操作はアクションに登録してFキーを設定し、すぐ出せるようにしておかないと非常に非効率ですので忘れずに。

難しそうですが慣れればサクサク描けますよー。練習あるのみです。

とりあえず私は、

これで慣れました。




あと、パスのポイントをたくさん取りすぎると線が歪になります。が、何が何でも最低本数にしろと言っている訳ではありません。 ある1つの曲線を描くのに必要なポイントの取り方は何通りもあって、唯一の正解ってのはありません。なので、自分にとって無理の無いポイントの置き方を心がけて下さい。